法律で決められていない?
5月も後半に差し掛かりました。各中学校では、そろそろ修学旅行のじきだと思います。
修学旅行の訪問先として京都、奈良が多いのではないでしょうか。
ちょっと京都について調べてみたら、面白い話を見つけました。
京都は794年から1869年まで日本の都として存在していたことはご存知だと思います。
ただ1869年の東京遷都で江戸を東京と改称し、政府を東京に移動させましたが、ここで意外ななことがわかりました。
なんと現在の法律で日本の首都を定めているものがないことです。
どういうことかというと、東京への遷都はあくまでも天皇の命令として出されたことであり、法律で決められたことではないということです。
だから歴史学者のよっては、いまだに日本の首都は京都にあるとする人や、首都機能が東京にあるから、東京が首都とする人、鎌倉時代や江戸時代のように東西に二つの都が存在するという人がいるようです。
どの説を読んでもなるほどと思うものばかりですが、こういったことを考えることが社会の面白いところではないでしょうか。