早稲田オープン塾のスッポン根性伝説by亀山

早稲田オープン塾の亀山です。

武士の鑑

畠山重忠」という人物をご存知でしょうか?

平安時代末期から鎌倉時代初期に活躍した川本町(現深谷市)出身の武将です。

鎌倉幕府創立に尽力した「誉れ高い武士」の一人。

さて、この人物には面白い逸話があります。
それは「鵯越の逆落とし

源義経は一の谷の戦いにおいて、一の谷に陣営を構える平家の軍勢に奇襲をかけるため、鵯越という絶壁を馬で駆け下りたとあります。そのような無茶な作戦の中、畠山は愛馬を傷つけまいと馬を背負って降りたという逸話があります。ちょっと誇張した表現で、重い武具に身をまといながら馬を担ぎ、崖を降りることは難しいとおもいますが、それであっても武士としての強さを読み取ることができます。

それ以外の戦いでも、頼朝の軍の先陣をきり、頼朝に献身します。

最後は鎌倉幕府の実権を掌握しようとする北条氏の挑発を受けて、討たれてしまいます。

そのような非業の死を遂げた畠山ですが、私はこの人物の実直さと清廉さに心を打たれるとともに、地元からこのような人物が出ていたことを誇りに思います。